私にとっての「書く」とは
書道にぼっとうしている時、それは自分を大切にしている時だと思います。
純粋に、久しぶりに、大人になって、
筆を持って、
苦笑したり、笑ったり、繰り返し書いたり。
一生懸命を楽しむ。
「自分と向かいあう時間」をちょっとでも作る。
書の上達を目指す中で、
そんなちょっとした架け橋になることも
目指したお教室です。
ゆっくり、自分だけの時間を取りたい。
しっかり集中して習いたい。
そんな、スッとなる時間を過ごしませんか?
自分とつながるための書道。自分と向き合う時間を書道を通して伝えたい。
私の書作品の言葉を通して、自分の人生について【感じる】ものを提供したい。
書道を書くという事は、自分の書きたい思いや言葉があるからこそ。だから、自分の想いを表現するツールとして、書の技術を伝えたい。
たとえば、小学校で初めて習う習字にしても、自分を表現する一つとしての「書道」を提案したい。自分のいつもの字、この場面では美しい字で伝えたい字などいくつか自分の、表現の引き出しを広げるツールとして書道を習ってもらいたい。
また、書道を広く伝えたい思いとして、多くの大人の方が、上手な方でも字にコンプレックスを持っていることも変えていきたい。書道の授業や習いごと自体に注意されたり、比較されたりという思う出が強いようで書道の楽しさを実感しながら書いている人が少ない。実際に私も、大学で本格的に習うまではそうであった。
本来の書道は、様々な書体があり、書き方があり、書く姿勢一つをとっても、自由で、全身に意識を向けて書く、本当に『自分と向きあいながら』行うものである。 体の声、筆の声、墨の声、自分自身の奥の部分とつながりながら書く、心地よい集中を感じられるものである。それは、楽しさでもあり、正直さでもあり、すなおさでもあり、ありのままで行う心地よい集中である。